放置系ブログとは、手離れと収入を両立させるブログ運営手法です。
10年後もなくならない人の疑問や悩みをテーマに選び、必要な記事を書き終えたらブログは完成です。完成後はほとんど手をかけなくても検索から読まれ続け、掲載したインターネット広告から収入につなげていきます。
なぜ「放置」なのか
放置系ブログの「放置」は、完成したあとは手を離しておける、という意味です。必要な記事を書き終えたらブログは完成です。その後はほとんど手をかけなくても、記事が検索から読まれ続けます。毎日記事を書き足したり、こまめに手入れしたりする必要がありません。だから「放置」と呼んでいます。
なぜこの形にたどり着いたのか。ここからは、開発の経緯をお話しします。
僕が放置系ブログを開発したのは2017年です。当時は会社勤めをしながらの副業でした。平日は本業があり、ブログに使える時間はかぎられていました。
ブログというと、毎日記事を書き続けるイメージを持つ方が多いと思います。実際、そういうスタイルで運営している人もたくさんいます。でもそれは、ゴールの見えないマラソンのようなものです。終わりが見えないまま走り続けるのは、正直、気持ちのよいものではありませんでした。
そこで、記事を書き始める前に「ブログ設計図」を作ることにしました。1つのブログに、どんな記事を入れるのか。それを先に決めておけば、「必要な記事を書き終えたら完成」というゴールができます。
次に考えたのは、書き終えた記事をできるだけ手入れしなくて済むようにすることです。その時だけ話題になる情報を扱うと、記事はすぐに古くなってしまいます。一方で、人間関係の悩み、食事の悩み、仕事についての疑問や悩みのように、5年後、10年後も人が抱え続けるものがあります。こうしたテーマは、ずっと検索され続けます。そこに目を向ければ、一度書いた記事は古くなりにくく、手入れの必要もぐっと小さくなることに気づきました。
こうして作ったブログには、ゴールがあります。そして完成したあとは、手が離れます。
手を離した状態でも、Googleから人が訪れて記事が読まれ、掲載した広告がクリックされ、収入につながっていく。このサイクルが、これまでブログに取り組んできたなかで、もっとも心地よいと感じている形です。これが、放置系ブログの原点です。
日記ブログとは、ここが違います
| 日記ブログ | 放置系ブログ | |
|---|---|---|
| 書く内容 | 日記、旅の記録、作業の記録など、自分のこと | 人の疑問や悩みを解消する記事 |
| 広告 | 掲載しづらい | 掲載できる |
日記、旅の記録、作業の記録。自分のことを発信するブログは、書く楽しさがある一方で、広告を掲載しづらいブログです。読む人は悩みを解決しに来ているわけではないので、広告を紹介する自然な流れが作りにくいのです。
放置系ブログは、人の疑問や悩みを解消するためのメディアです。悩みを抱えた人が検索して記事を読み、その解決に役立つ広告があれば紹介する。だから、広告を掲載できます。
「ほったらかしで収入になる」ブログではありません
「放置」という言葉から、何もしなくても収入が入ってくるブログを想像する方もいるかもしれません。放置系ブログは、そういう非現実的なものではありません。ブログが完成するまでは、調べる手間も、記事を書く作業もあります。
また、内容が古くなって価値の下がった記事を、そのまま置きっぱなしにするという意味でもありません。もともと古くなりにくいテーマを選んでいますが、それでも内容が古くなった記事は書き換えます。
放置系ブログが届けている価値は、2つあります。
- 読者には:疑問や悩みを解決する、有益な情報
- 広告主様には:お客様の紹介(送客)と、売上の増加
読者と広告主様の両方に価値を届けているから、収入が生まれます。
放置系ブログを支える6つの設計原則
放置系ブログには、手離れと収入を両立させるための6つの原則があります。ブログを作る手順に沿って並べていますので、上から順に読むと、放置系ブログの作り方の流れもつかめます。
1. 最初にブログ設計図を作る
放置系ブログでは、記事を書き始める前に、必ず「ブログ設計図」を作ります。手順は次のとおりです。
- これから作るブログのテーマ(ジャンル)を決める
- 掲載する広告を決める
- その広告に興味を持つターゲットを明確にする
- ターゲットが疑問に感じていること、悩んでいることをリストアップする
- そこから集客キーワードを決める
- 集客キーワードに沿って記事を書く
この順番で作ると、人の疑問や悩みを解消しながら、自然に広告へつながる流れができます。
ブログ設計図を作る目的は、2つあります。
1つは、ブログの完成イメージを持つことです。どの記事を書けば完成なのかがわかるので、「書き終える」というゴールが生まれます。
もう1つは、読者を自然に広告へ案内し、収入が発生する形を作ることです。設計図がないまま記事を書き始めると、記事は増えても収入に結びつかないことがあります。だから放置系ブログでは、必ず最初に設計図を作ります。
2. 「流行り」は扱わない
昔は僕も、ニュースになった出来事や、有名な芸能人の名前などを使ってブログを書くことがありました。そこで学んだのは、一時的な人気や流行りで集客するブログは、集客数が安定しないということです。
しかも、流行りの話題は多くの人が一斉に取り上げます。たくさんのライバルのなかで、埋もれてしまいがちです。
そういう経験もあって、放置系ブログでは流行りを扱いません。
3. 10年後もなくならない疑問や悩みを扱う
流行りの代わりに扱うのが、10年後もなくならない人の疑問や悩みです。
人間関係、食事、仕事。こうしたテーマの疑問や悩みは、時代が変わっても人が抱え続けるもので、長く検索され続けます。
このようなテーマで書いた記事は、内容が古くなりにくいのが特徴です。そのため、完成後に手を入れる必要がぐっと小さくなります。これが、放置系ブログの「手離れ」を支える土台です。
4. 1つのブログに、1つのジャンル
放置系ブログは、1つのブログで扱うジャンルを1つに絞ります。いろいろなテーマを扱う雑記ブログではなく、1つのテーマの記事を集めた特化型のブログです。
Googleは、特定のテーマに特化したコンテンツを評価する傾向があると言われています。僕自身の体感としても、同じくらいの質の記事であれば、いろいろなテーマを扱うブログより、1つのテーマに絞ったブログのほうが評価されやすいと感じています。
5. 広告ではなく、ジャンルでブログを作る
ブログ設計図で、テーマ(ジャンル)を先に決め、広告をあとに決めるのには理由があります。
たとえば、冷凍弁当の広告を掲載する場合。「nosh(ナッシュ)をおすすめするブログ」を作るのではなく、「冷凍弁当」というジャンルのブログを作ります。掲載する広告は1つに絞りますが、ほかの広告にも差し替えられる状態を保っておきます。
広告は、広告主様のプロモーション戦略によって終了することがあります。広告ありきでブログを作ると、その広告が終わった時点で、ブログの役目も終わってしまいます。ジャンルで作っておけば、1つの広告が終了しても別の広告に差し替えられるので、ブログが長く収入を生み出しやすくなります。
6. 人気のないキーワードで集客する
僕が放置系ブログで集客するときに意識しているのは、人気のないキーワードで集客することです。
一般的には、みんなが検索しそうなキーワードで集客しようとします。でも、ライバルも同じことを考えています。人気のキーワードほど競争が激しく、集客は簡単ではありません。
そこで、需要はあるけれど人気がない、というキーワードをメインに集客しています。「需要はあるけれど人気がない」かどうかは、実は数値で判断できます。その数値に基づいて、キーワードを選んでいます。
ライバルが少ない場所で集客するから、集客数が安定しやすい。集客が安定すれば、収入も安定しやすくなります。
放置系ブログが向いている人・向かない人
向いている人
- 会社勤めの副業、子育てや介護をしながらなど、限られた時間の中で取り組みたい人
- 自宅で仕事に取り組みたい人
- 身体に負担がかからない形で仕事をしたい人
向かない人
- 日記や旅の記録、作業の記録など、自分のことを発信するブログで収益化したい人
- 早期に収入が必要な人
取り組んだ方の声
川口さん(ジャンル:電話占い)
会社員として働き、小さなお子さんを育てながら、子どもを寝かしつけたあとや昼休みなどのすきま時間で作業を積み重ねた方です。タイピングも得意ではなかったそうですが、設計図から作ったブログで、24記事で月収16万円に到達されました。
あいさん(ジャンル:退職代行)
事務員として働きながら、子育てとの両立に悩み、場所や時間に縛られない働き方を探していた方です。文章を書くのは得意ではなかったそうですが、設計図を作り、AIを活用して記事を作成。月収18万円に到達されました。
ほかにも、放置系ブログに取り組まれた方の声を掲載しています。よろしければ、こちらもご覧ください。
※掲載の数字は事例であり、成果や期間を保証するものではありません。
よくある質問
何記事書いたら完成ですか?
最初に作るブログ設計図では、最大100記事程度を想定しています。予定していた記事を書き終えたら、ブログは完成です。
ただし、予定の記事を書き終える前でも、目標としていた収入に達した時点で記事の追加を止め、そこを完成とすることもできます。もっと収入を増やしたい場合は、設計図に沿って記事を書き足していきます。
完成したあとは、何をするのですか?
新しい記事を書く必要はありません。5年後、10年後もある疑問や悩みを前提に記事を作っているので、内容を更新する必要性も低いです。内容が古くなった記事は書き換えますが、30分程度の作業が月1回あるかないか、という程度です。
収入の規模を広げたい場合や、収入の安定感を高めたい場合は、別のジャンルで2つ目のブログを作る、という選択肢もあります。僕自身も、9つのジャンルのブログを運営しています。
放置系ブログでは、どんな広告を掲載するのですか?
アフィリエイト広告(成果報酬型の広告)です。
アフィリエイト広告を使うメリットは、掲載する広告を自分で選べることです。広告を選べるということは、広告の単価も自分で選べるということです。副業にせよ本業にせよ、仕事としてブログに取り組むなら、広告の単価は収入に直接影響します。単価を自分でコントロールできることが、僕がアフィリエイト広告を選んでいる一番の理由です。
掲載していた広告が終了したら、どうなりますか?
放置系ブログは、広告ではなくジャンルで作っています。そのため、1つの広告が終了しても、同じジャンルの別の広告に差し替えることができます。収入が持続しやすい形を追求した結果、この形に落ち着きました。
雑記ブログでも収益化の可能性はありますか?
可能性はあります。いまの雑記ブログで収益が出ているなら、無理にやめる必要はありません。
ただ、体感としては、1つのテーマに絞った特化型のブログのほうが、検索では有利です。雑記ブログは、日記や趣味、生活のことなど、いろいろなテーマを1つのブログで扱う形なので、同じくらいの質の記事を書いても評価されにくい傾向があると感じています。放置系ブログは、特化型のブログにあたります。
雑記ブログを運営しているなら、よく読まれている記事を探してみてください。よく読まれている記事は、需要のあるテーマです。そのテーマに絞ったブログを新しく作る、という流れがおすすめです。
AIで記事を書いてもいいですか?
はい。検索する人が何を知りたいのかを先に決めてから、AIに下書きを書いてもらっています。講座の受講者にも、このAIを提供しています。
「放置系ブログ」は誰が作った言葉ですか?
放置系ブログは、鶴村直人が開発したブログ運営手法です。『放置系ブログ』は、鶴村直人の登録商標(登録第6744412号)です。
開発者について
鶴村直人(つるむら なおと) 放置系ブログ開発者
2003年に、初めて趣味でサイトを作りました。ただ、作っても収入につなげることができず、模索の時期が長く続きました。
2017年、会社勤めをしながら副業として取り組むなかで、放置系ブログを開発。2018年2月に起業しました。現在も、9つのジャンルのブログを自分で運営しています。
『放置系ブログ』は、鶴村直人の登録商標(登録第6744412号)です。